【連載】僕は努力する事を辞めた。(第2話)

超娯楽人間になった僕は、とことん自分に都合のいい人生を始めた。

 

授業なんてそっちのけで、校庭や屋上で遊んだり、外出禁止時間にコンビニに行ったり、学校をサボってゲームセンターに入りびたったり、喫茶店で時間をつぶしたり、彼女を作って一日中ふらふらしたり。笑

 

物凄くベターなこともやった。ドアを開けると黒板消しが落下するものだったり。

(大半上手くいかなかったけど笑)

 

そんな超娯楽、自分主義人間な僕は、実は生徒会なんかもやっていた、

 

何かを作って喜ばせる事が好きだったんだと思う。

 

そのころ生徒会は割といたずら好きや、面白いことをやりがっている人であふれていた。

 

数カ月がたつと、学校での悪ふざけも、くだらなすぎて飽きてきていた。

 

そんなある日、同じように遊び好きな生徒会長からあるイベントに誘われた。

「ゆうじろう、今度イベントがあるんだけど遊びに来いよ」っと。

 

そう、それが僕の初めての ライブハウス だった。

 

ライブハウスの入口にいた人は、以下にもヤバそうな人だらけだった。

 

刺青なんかは当たり前、顔はいかついし、髪の毛はロン毛だったり、モヒカンだったり、角刈りだったり笑 

 

はたまた黒人のガタイのいい人なんかは特に怖かった。(偏見だったけどね)

 

女の人は、やけにスカートは短いし、やけにエロい。

もちろん清楚(に見えるよう)な子もいたけれど、、、、。

 

中に入ると、普通の人が割といて、安心したことを今でも忘れない。笑

 

ライブが始ると、爆音が鳴り響いた。

みんな盛大に踊っていた。

 

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バンドマンが、何を言っているかは全く聞き取れなかった。

ボーカルは、赤いふんどし一枚巻いていた、ただの変態だった。

 

けど、けど、

 

僕にとって彼らはスーパーマンに見えた。

ふんどしで、ロン毛で、変態で、歌も何言ってるのかわからない。

けど、その中はあらゆる情熱と、少年のようなバカさ加減と、そして何より

みんなを笑顔にするを感じた。

 

ロン毛の兄ちゃんも、刺青があるねーちゃんも、

革ジャンモヒカンの兄さんも元気よく叫んでいた。

 

僕も、こんな風に誰かを笑顔にできたら。そう思った。

 

そして、僕はバンドマンになることを決意したんだ。

 

次回へ続く。

 僕は努力することをやめた。第三話

<音楽仙人とふんどしの仲間たち>